転職をするにあたって、リクルートエージェントは登録すべきなのでしょうか?
元大手エージェントでキャリアアドバイザーをしていた現役人事で、自身でも3回キャリアアップ転職をした筆者が
他のエージェントとの比較や登録方法も画像付きで詳しく解説します!
リクルートエージェントとは
リクルートエージェントは、国内最大級の転職支援サービスを提供する総合型エージェントの一つです。
求職者に対し、求人の紹介から面接の準備、企業との調整など、転職活動全般にわたるサポートを行なっています。
豊富な求人数が特徴で、転職を考える多くの人々に選ばれています。
リクルートエージェントのサービス概要
リクルートエージェントでは、転職希望時期や希望勤務地、職種、年収などの情報を入力することで、
個々の希望に合った転職支援サービスを受けることができます。
また、リクナビNEXTのスカウトサービスへの同時登録オプションもあり、
より多くの求人情報にアクセスできるようになっています。
初回の面談では、キャリアアドバイザーが個人の経験や希望条件を詳細にヒアリングし、
求人の紹介からキャリアプランの提案まで幅広いサポートを受けられます。
リクルートエージェントに登録すべき理由
圧倒的な求人数(非公開求人も多数)
リクルートエージェントの一番の特徴は業界でもNo.1の求人数の多さです。
筆者が確認したところ、公開求人が38万件以上、非公開求人が33万件以上もありました。
(リクルートエージェントHPより 2024年4月9日時点 ※求人数は企業の採用活動により頻繁に変動します)
これだけたくさん求人があれば、自分に合う会社を見つけられる可能性も高まります。
また、転職者の登録数も業界最大級で、年間登録者数が約130万5,000名もいるそうです。
(リクルートエージェント企業・法人向けHPより 2022年度実績:2022年4月1日~2023年3月31日の間に申し込みをいただいたサービス登録者数)
企業側の視点から考えると、これだけたくさんの登録者数がいるところに求人情報を出せば、
自社が求めている人材に見つけてもらえる可能性も高まりますので、
求人情報がさらに集まっていくというプラスのサイクルが回り続けているようです。
また、企業が非公開としている理由はさまざまですが、代表的な理由としては、
非公開にしてエージェントを通して募集することで、
自社のニーズに合う人材をある程度ふるいにかけた上で選考に進めたいという要望が多くあります。
こういったケースでは転職サイトはもとより、自社サイトにすら求人を載せていないケースも多く、
リクルートエージェントに登録をしていないと出会えない求人になります。
こういった求人を逃さないためにも、業界最大級の求人数のあるリクルートエージェントには
登録した方が良いと筆者は考えています。
マイページから自分で求人を検索できる
筆者がリクルートエージェントをおすすめするもう1つの大きな理由は
マイページから自分で求人を検索できるという点にあります。
人材会社の内部事情的な話にもなるのでわかりづらい話かとは思いますが、
上記のように企業側が選考の手間を省くためにエージェントを利用しているケースもあるため、
エージェントの求人は、担当のキャリアアドバイザーがその人のマイページに求人を追加しなければ
情報を見られないというエージェントもあります。
しかしリクルートエージェントではマイページである「Personal Desktop」から
自分で非公開求人も含めて検索ができます。
↓こちらが「Personal Desktop」の求人検索画面です。
ここに自分の希望条件やキーワードを入れて検索します。
リクルートエージェント 求人検索画面より
この機能があるため、毎回キャリアアドバイザーと連絡を取らなくても
自分のペースで転職先を探すことも可能です。
また、リクルートのシステムは以前から人材業界のなかでもかなり進んでいると言われていましたが、
この「Personal Desktop」もとても使いやすいです。
一度検索条件を保存しておくと、その条件で追加された求人も表示していってくれます。
LINEと連携しておくと、自分の希望条件にあった最新の求人を
スマホで手軽にチェックでき、とても便利です。
キャリアアドバイザーによるキャリア相談・選考サポート
他のエージェントと同様にキャリアアドバイザーからキャリア相談や書類添削、面接対策、条件交渉などの
選考サポートが受けられます。
筆者は求人によってはリクルートの企業担当から選考情報を教えてもらえることもありました。
リクルートエージェントの特徴としては、片手型と言われる転職者担当と企業担当が分かれているところです。
キャリアアドバイザーは企業は担当せず、リクルートエージェントにある多数の求人のなかから
内定につながることが実績になるため、多くの求人から一緒に転職成功に向けて伴走してくれます。
一長一短ですが、エージェントによっては両手型と言われる形もあり、
エージェントの担当者が1人で企業も転職者も担当しているケースもあります。
また、求人数の少ないエージェントではどうしてもサポートできる求人が少なくなってしまうため、
より広い選択肢を見ながら転職支援をしてもらうという意味ではリクルートエージェントは優位です。
リクルートエージェントの登録方法
登録から利用開始までの流れ
ここからはリクルートエージェントの無料登録方法を画像付きで解説します!
①まずは↓こちらのボタンを押して公式ページの登録画面に進みます
②次に↓のような画面が出るので、転職時期や希望勤務地、直近の仕事の情報などを入力します。
リクルートエージェントHPより
ここで登録した情報で求人を紹介されたり、履歴書作成などにも使用するため、偽りなく本当の情報を入力します。
また、転職活動をする際には、エージェントなどから大量のメールがきますので、
転職用のメールアドレスをフリーメールなどで用意することをおすすめします。
③上の画面の入力が終わり、「同意して次へ」を押すと、
登録したメールアドレスに確認のURLが送付され、↓のような画面が出ます。
リクルートエージェントHPより
URLの有効期限が10分なので、すぐにメールを確認し、メールに記載されているURLを押して認証してください。
④メールのURLを認証すると、↓のような画面に移ります。
リクルートエージェントHPより
お名前などのプロフィールを入力します。
こちらも先ほどと同様、転職活動に使う情報ですので、
嘘や間違いのないように正確な情報を入力します。
⑤上の画面の入力が終わり、「次に進む」を押すと最後に↓の画面が出ます
リクルートエージェントHPより
任意になっている「職務経歴」や「資格」などの情報は登録後にも編集ができますので、
ここでは赤枠で囲った部分を入力し、まずは登録に進んでしまうことをおすすめします。
※職務経歴などは企業へ提出する職務経歴書になるのですが、
登録後にマイページ上で入力した方が実際の仕上がりイメージを確認しながら編集ができるため、
ここではまずは登録に進んでしまうことをおすすめします!
赤枠内の必須になっている「これまでの経験社数」「直近で所属した会社名」「雇用形態」を入力し、
スカウトサービスを利用するかを選択し、「同意して次へ」ボタンを押すと、申し込みが完了します!
ちなみにスカウトサービスとは、エージェントサービスとは別でリクルートのスカウト担当の人が
エージェント上の登録情報から担当求人の募集要件に合っている求職者に対してスカウトを送るサービスです。
求人情報をたくさん見たいという場合は登録しておいて損はないと思います。
(メールが多くなるので、先ほどご紹介したように転職用のメールアドレスをご準備されることをおすすめします)